向日町競輪、水無月最初の開催はミッドナイト。
１，２班戦は混戦模様だが、泉慶輔の切れ味が上位か。東北勢に若手先行型が斡旋されていないし、自ら捌いての捲り、或いは関東、南関の機動戦士との連係からＶゴールを目指す事になりそうだ。
宇佐見裕輝は降級後、ややちぐはぐな感じもあるが、Ｓ級時は意欲的に動いていただけに、復調次第では面白い存在になりうる。
関東勢からは、１１７期の梁島邦友の先行力が軸になろう。ただ、２班だけに予選スタート。準決勝からが勝負か。連係するのは阿久津修。栃茨ラインでしっかり続いて渾身差しもあろう。
南関勢からは大関祐也。準決実績も悪くないし、ガード陣の奮闘次第ではＶ圏内。連係するは千葉同県の岡本英之。Ｓ級実績も豊富だし、優勝争いは必至と見たい。
梅田和津也はもう一皮剥けて欲しい感じだが、当所相性は良いし、飛躍のきっかけを掴む可能性もある。
地元近畿勢からは西本直大、西谷岳文。復調気配を見せる三田村謙祐が勝ち上がれば、チャンスが広がろう。佐野梅一も地元開催だけに、きっちりと仕上げて参戦してくるか。
中部勢ではパンチ力光る吉川起也が軸。俊敏・西村豊、辻力、福田真平らとの好連係を決めてＶ戦線に割り込もう。

チャレンジ戦は１１９期同期の激突。
上遠野拓馬と疋田力也がＶ戦線を引っ張る。両者ともに力任せにグイグイと踏み込むタイプだけに、主導権争いが本当に楽しみ。
この両者に割り込むとすれば、門脇翼、大城慶之、浦野慈生、石貞有基辺りだが、真っ向からの力勝負では分が悪いだけに、マーク策からの運びになりそうだ。
ベテラン勢には厳しい開催になりそうだ。