注目は何と言っても7月に本デビューを果たした125期の新人たちだ。中でも最も良いスタートを切ったのは福岡の阿部英斗だ。地元戦こそ決勝2着に甘んじたが、次走の高松では中団捲りを決めて完全Vを達成した。遠藤拓巳は在所No.1に輝いた香川のホープだ。先の地元戦で阿部にやられたお返しのチャンスが早くもやってきた。
栃木の川上隆義は函館のルーキーシリーズで同期の有望株を相手に追い込みで優勝。勝負強い実戦タイプだ。
三重の佐藤大地はパワーに加えて走りに幅があり決して崩れない。奈良の西岡利起は地元初勝利をあげた翌日に出走直後に転倒。体調が心配だ。
既成勢力の中では岡山の野上竜太や、北海道の田原宥明がルーキーたちと叩き合いを演じる事になりそうだ。出る杭を打つ事が出来るのか。
長年Ｓ級を張った愛知の疋田敏が遂に降級。技とハートで難局を乗り切りたい。